2016年8月12日金曜日

英文字の話(3)Learning lower-case letters

小文字は大文字より難しい③

Learning lower-case letters is more difficult than learning uppercase letters.

前回のレディネスに基づいて、小文字を覚えていきましょう。

1. アルファベットを順番にAからZまで、26個すべてスムーズに言える
ことができていれば、アルファベット順に正確に並べられたaからzを、とりあえず読むことができます。これを繰り返すことがまず大切です。

応用練習のアクティビティとしては、小文字のカードをアルファベット順に並べたり、ところどころ欠けているアルファベット表を埋めるなどが考えられます。
(小文字のカードは、少なくともアンダーラインをいれておく必要があります。)

2.アルファベットの大文字が迷うことなく読み書きできる
ことができていれば、大文字と小文字を対応させて、ペアを作って覚えることができます。
この時注意したいのは、文字の高さと大きさです。
できれば4線、少なくともアンダーラインがあると 、後の学習が楽になります。

応用練習のアクティビティは、大文字と小文字のペアを作るカードゲームです。神経衰弱のようにすることもできます。文字が上下逆になってしまうことがありますので少なくともアンダーラインが必要です、また、4線の時は3線めの色が違っている必要があります。

3.小文字を書くのに必要な筆運びができる
ことができていれば、実際に書いて練習することができます。

ここでも中止したいのは、文字の高さと位置です。
できれば4線、少なくともアンダーラインを使って練習します。

アルファベットを唱えながら、順番にかいて練習するだけでなく、似ている文字をまとめて練習して、どちらがどっちかをしっかり認識していくことも後の学習を楽にします。

当然のようですが、小文字を反射的に読み書きできれば、スペルを覚えるのも、単語の語彙を増やすのも楽になります。


「それでもbとdがわからなくなる」と、生徒さん達から言われます。
そこで、思い出すヒントを示してみました。
最初は、いちいちヒントを使って思い出さなければならないので、時間もかかりますし、面倒ですが、迷わないで思い出すことを繰り返すうちに、ヒントがなくても、反射的に出てくるようになります。以下参考にしてください。

1. 手でbとdを作ってみます。abcd の順がわかっていれば、左にある方がbだと思い出せます。


2. 大文字のBから小文字のbを連想します。

3. ベッドの形を連想してから、bedと当てはめてみます。

4.「bは棒から」と覚えます。筆運びを体で覚えていれば、自然と「b」が書けます。

次回は、小文字の特性を生かしてスペル学習にまで踏み込んでみたいと思います。

Yキッズルーム「土曜日家族で英語」プログラムもどうぞごひいきに。




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